Challenges
導入前の課題
スマートフォンやデジタルカメラのレンズ・VCM(ボイスコイルモーター)固定工程では、接着剤の塗布精度が製品性能に直結します。
特にAF(オートフォーカス)性能は、接着剤量のわずかなばらつきでも影響を受けるため、高精度な塗布制御が求められていました。
従来の工程での課題
- 接着剤量のばらつきによるAF性能への影響
- レンズ位置精度の不安定さ
- 微量塗布(nL~μL)の制御の難しさ
高画素化が進む中で、より高精度かつ安定した接着制御が求められていました。
Solution
導入内容
これらの課題に対応するため、接着工程に以下の仕組みを導入しました。
01
高精度ディスペンサー・恒温温調システム
高精度ディスペンサーと恒温温調システムを組み合わせることで、接着剤の粘度を一定に保ち、安定した吐出を実現しました。
02
精密ノズルの採用
微量塗布に対応した精密ノズルを採用。狙った位置に正確に接着剤を塗布できる体制を構築しました。
03
低吐出量(nL~μL)制御
nL(ナノリットル)からμL(マイクロリットル)レベルの微量吐出制御を実現。接着剤量の精密なコントロールが可能になりました。
Results
導入効果
導入後、接着剤塗布の安定性が大幅に向上し、製品品質の改善につながりました。
接着剤量の安定化
レンズ位置精度向上
AF性能のばらつき低減
歩留まり改善
微量塗布の精密制御により、製品品質の向上と安定した生産体制を構築することができました。
Voice
お客様の声
「接着剤量が安定し、レンズ精度のばらつきが抑えられました。安心して量産できる体制が整いました。」
Applicability
本事例が有効なケース
- 微量接着剤の安定塗布を実現したいケース
- レンズ位置精度のばらつきを抑制したい工程
- AF性能の安定化が求められる製品
- 歩留まり改善を目指す光学部品製造ライン